木々のざわめき鳥のさえずり。
春の山とびっきりの自分時間。
木々のざわめき鳥のさえずり。
春の山とびっきりの自分時間。
こんにちは。森のお仕事の高田です。
僕はここ、東京の里山エリアへ住み始めて以来、手作りのお茶をしています。
緑茶、紅茶、ウーロン茶、白茶、番茶、様々なお茶を作ります。
お茶摘みって、お茶を作るためのプロセスでありながら、それ自体が癒しだと思っています。
摘むこと自体に価値がある、みたいな。
そう思うようになったのは、僕自身お茶に癒されているからです。
毎年4月の中旬になると、淡い緑の新芽がちらほら出てきて、心がそわそわし始めます。
商品づくりの観点からすると、まだ小さすぎ。
摘み頃とは言えません。
でも僕はこの特別な早摘みのお茶を、毎年楽しみにしています。
その年一番最初のプレミアム茶は、自分用です。
僕たちのお茶は、いわゆる山のお茶。
お茶には平地のお茶と山のお茶とあります。
通の人に言わせると味わいが違うそうです。
山のお茶は、寒暖差があって霧がかかるような場所のお茶が美味しいのだとか。
僕たちは、東京の里山でお茶作りをしています。
人々の暮らしと共にあった、小さなお茶畑です。
ただ、今回のツアーで皆さんをお連れしたいところは、さらに特別なところです。
もはや「山のお茶畑」と言うよりも、「ただの山」。
山の中に、お茶の樹「も」生えている、そんな場所です。
杉の林の足元に、まばらに生えているお茶の樹を探して新芽を集めます。
畑もあるのに、なぜそんな妙なことをするのかと思いますか?
それは、山の中でひとり無心でお茶を摘む時間が、僕は好きだからです。
お茶の芽が出始めて、畑が摘み頃になるまでのごく短い期間が、僕の山の時間です。
畑でのお茶摘みも楽しいですが、山のお茶摘みはまた違った格別なものがあります。
耳を澄ませると木々のざわめきや鳥の声が聞こえます。
無心で手を動かしていると、世界と一体になったような静謐に包まれます。
そんな山の時間に皆さんをご招待します。
人里離れた山の中で、お茶と向き合いましょう。
白茶。日本ではあまり耳馴染みがないかもしれません。
しかし中国では緑茶や紅茶、青茶(ウーロン茶)と並んで6大茶に分類されます。
僕も自分でお茶を作り始めるまで知らなかった白茶ですが、今では大好きになりました。
特に4月の出始めの新芽は、毎年プレミアムな白茶にしています。
製法はとってもシンプルなので、茶葉本来の味が素直に出る感じがします。
皆さんが摘んだ茶葉は、白茶にして後日お送りします。
是非自分でやってみたいという方は、生茶葉のまま持って帰っていただいてもOK。
お茶摘みから仕上げまでの全行程を自分の手でやってみたい方は、5月からのお茶づくり&檜原村の自然満喫ツアーへご参加ください。
開催期間
4/20から4/30、お茶の新芽が出始めてから大きくなり始めるまでの短い期間です。
お申込みスタートはだいたい4月の頭を予定しています。
予めカレンダーから開催日程をご確認の上お申し込みください。
お茶ニュースにご登録いただきますと、お申込み開始時にメールにてお知らせします。
人数
1日1組、上限3名様までのプライベートツアーです。親密さと静けさ、豊かなお茶時間のためにこういう設定にしました。
スケジュール
プライベートツアーですので、開始時刻はご相談に乗れます。お昼を食べて午後からとかもいいし、お弁当を持って山の中でというのもOK。以下は、駅9:00集合の場合の一例です。
9:00
JR武蔵五日市駅集合!秋川渓谷の玄関口です!(マイカーの方は会場近くの指定の駐車場へ集合。)
9:30-10:00
ウェルカムティー。ようこそ山の中へ。まずは一杯どうぞ。
10:00-12:00
お茶摘み。休憩では、僕たちの手作り茶をお出しします。
12:30
JR武蔵五日市駅で解散。午後は周辺の地域で遊びたい、お昼は是非このレストランで、なんて場合は、駅以外での解散もOK。近所でしたら送迎します。瀬音の湯や黒茶屋へお送りすることもできます。
価格
7000円/1人
注意事項
※お茶の生えている場所はなだらかな山の斜面です。マウンテンシューズなど装備は見合ったものをお願いします。
※本当に山の中なので、トイレはありません。開始前と終了後トイレに寄ります。
※摘んだお茶はお持ち帰りいただくか、お預かりして後日、白茶にした上で発送いたします。
※釜炒り緑茶や紅茶などお茶を自分の手で最後まで仕上げたい方は、5月の「お茶づくり&檜原村の自然満喫ツアー」へご参加ください。
※未就学児は、参加費無料です。
※天候などの理由でやむを得ず中止にさせていただく場合がございます。ご了承ください。
※お客さまの都合でツアーをキャンセルされる場合は、3日前までは参加料金の0%、前日までは半額、当日の場合は全額のキャンセル料がかかります。
持ち物と服装
①長袖、長ズボン、つばのある帽子、歩きやすい靴(マウンテンシューズなど)
②タオル
③虫よけ対策
周辺情報
瀬音の湯
温泉グランプリで賞を取ったり秋川渓谷と言えばこの温泉って感じのところです。お食事もできます。
黒茶屋
秋川を眺めて食事ができる、地域No.1のお食事処。実はお食事以外にお土産物屋とかもあって、河原を散歩するだけでも楽しいところです。